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トレチノインとハイドロキノンのシミとり経過

前回たぬきちはトレチノイン、ハイドロキノン治療を行ったと書きました。

では、トレチノインのハイドロキノンとは何なのか?



簡単にご説明します。

トレチノインとは・・・ビタミンA誘導体。通常肌のターンオーバーは約4週間と言われているが、トレチノインはターンオーバーを約2週間に早める作用がある。また、トレチノインは表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出す働きを持っている。

トレチノインは、米国FDAで認可されており、米国ではシワ、シミの治療用薬として処方されています。またニキビ治療薬としても使われており、たぬきちもニキビを撲滅させましたので、ニキビに対する使い方、効果については、また別の機会に書こうと思います。



ハイドロキノン・・・チロジナーゼ(メラニン合成酵素)の阻害剤。シミに対する漂白剤。
ハイドロキノンは主に、シミ、肝斑、ニキビ跡、色素沈着などに有効と言われております。

また、特にシミなどなくても、顔全体に使用すると、肌が白くなり、毛穴が小さくなります。

じゃあ、美白にしたい、シミを消したいだけなら、ハイドロキノンだけでいいの?
と言われると、そうではありません。

トレチノインでターンオーバーを促進し、メラニン色素を外に出しつつ、ハイドロキノンメラニン合成酵素を撃退する、これでシミが消えたり、美白になれるのです。

ハイドロキノン単体で使っていたこともありますが、1年かけて、すこーし薄くなったか?変わってないか?それくらいでした。

トレチノインを使ってようやく効果がでました。

どれくらい効果があるかというと、乳首がピンクになります。
茶色→うす茶→ピンク、と変化していくそう。

ググればいくらでも出てくるので調べてみて下さい。


トレチノインとハイドロキノンにはどんな副作用があるのか?



ハイドロキノンに関しては、白斑ができてシミがあった部分だけ色がなくなってしまったり、肌に合わなければ炎症を起こし、またメラニン色素を破壊しているので、ハイドロキノン使用中に紫外線を浴びればあっという間に真皮まで紫外線が届き、取り返しのつかないシミが出来てしまうそうです。 

さらに、トレチノインの副作用として、猛烈な皮向け、赤み、痒み、痛みがあります。

どれくらいかというと、顔全体にトレチノイン、ハイドロキノン治療をしてる場合、
髪の毛1本でも肌に触れようもんなら、ギャァァァアアと叫びたくなるくらい痒くて痛いです。

乳首にやってみた時はあまりの痒さに耐え切れず、志半ばにして諦めました笑。


シミの箇所だけであれば、痒いなー痛いなーとは思いますが耐えれます。
そこだけ髪の毛が当たらないようにしたらいいし、痒い時は保冷剤で冷やせばいいし。


でも顔全体はやっぱりとんでもなく痒いし、
化粧水もしみるし、皮はむけまくって人前に出れるような状況じゃなくなるし、とんでもないです。

と言って人間には耐性がありますので、痒い痛いし赤いは2〜3週間だけのことです。

そこからは肌がトレチノインに慣れてゆるーく変化するだけです。

なので最初は0.025%か0.05%で開始して、少し慣れたところで0.1%がいいんです。


そして、やり終わったあとの肌は本当にヤバイです。
ターンオーバーを無理やり促進して肌が入れ替わるので、ふわふわのマシュマロ肌になります♡

自分の肌じゃないみたいでうっとり♡ずっと触っていたい…って感じです。

シミも薄くなるし、毛穴もめちゃくちゃ小さくなってほぼ見えなくなるし、手触り最高だし、
あの辛い時期を乗り越えた人だけに与えられた特権です。



やってみたい!!!という方は

東大の吉村先生方式が大変有名です。

下記のHPを熟読してから、実践して下さい。

http://www.cosmetic-medicine.jp/tre-hq/
 

トレチノイン・ハイドロキノン治療の経過(写真)



たぬきちは、吉村先生方式で、行いました。

1クール(2ヶ月)で少し薄くなり、1ヶ月お休みして、2クール目(2ヶ月間)で、目に見えて薄くなり、1ヶ月お休みして、3クール目が終わりましたが、ほぼ消えました。

たぶん、薄いシミやにきび跡なら2クールで消えます。


2クール目の頃の写真↓



たぬきちのトレチノイン、ハイドロキノン治療の経過はこんな感じでした。

最初の1週間は:なんともありません。
1週間ほどたつと、塗った部分がピリピリとし始め、痒みが出てきて赤くなります。


ですが、なるべくかかないでください。
かきすぎると跡が残るそうです。
痒かったり痛い時は保冷剤で冷やすのが効果的です。

また赤くなることで、シミが濃くなったように見えることがありますが、赤くなってそう見えているだけですので安心してください。

ただ、余りにも赤くなりすぎて腫れ上がったり、熱を持って痛みが強すぎる場合はすぐに使用を中止して下さい。
使用を中止すると次第にひいていきますが、そうならないためにも0.025%か0.05%から始めて、ほんのちょっとしか塗らないことが大切です。

塗ってからティッシュで拭き取っても効果はありますので、拭き取ってもいいです。


だいたい2~3週間で、肌が慣れますので痒みや痛み、赤み等は落ち着くので安心してください。
皮はしょっちゅうベロンベロンに向けてきて(日焼けして剥けてきている感じが1週間程度続く)、化粧もうまくのりませんが。ここが我慢時です。

皮は無理に剥がすと跡に残りやすいので、お風呂でふやかして優しくオイル等でマッサージしてポロポロ剥がす程度にして下さい。

赤くもなるので、ファンデーションで隠したいところですが、間違いなく、皮向けて赤くなっていると他人から指摘されるレベルですので、ファンデーションは気休め程度です。

ファンデーションの種類によってはかえって目立つこともあります。

パウダー系は乾燥して皮向けが助長され目立つ気がします。個人的な感想なので、パウダーファンデを軽くつけるくらい、と言われる方もいます。

無理無理ファンデとコンシーラーで消してもこんな感じ。




一番はマスクをしてしまうことだと思いますが、

本当に辛いのは2〜3週間ですからね。

でもその3週間は本当に地獄。

こんな感じで真っ赤。
3クール目の3週目くらいなので目のすぐ真下はもうだいぶシミなくなってます。

IMG_7412.jpg



だったんですが、2クール目に知ったんですが、

赤くなるのと痒くなるのを和らげる方法があるんです!!



美容外科でトレチノイン、ハイドロキノン治療をすると一緒に渡させる「トランサミン(トラネキサム酸)」を服用することです。

 

オオサカ堂 トランサミン500

(画像クリックでオオサカ堂さんのHPに飛びます。)

 

次回は、トレチノイン、ハイドロキノン治療による 赤み、痒み を抑えてくれるトランサミンについてお話したいと思います。