YSL Beauty Couture Palette Collector the Street & Iがかわいすぎる話【2017年春】
Yves SauntLauran Beautyの春の限定ストリート＆アイがかわいすぎる。
イブサンローラン アイパレット ストリート アンド アイ（限定） 7900円+税
公式HPより抜粋
ストリートアートの大胆さを表現したパレットには、街を色付けるように鮮やかなピンクやオレンジ、都会のアスファルトグレイがセットイン。自由で大胆なカラーと計算された絶妙なテクスチャーのハーモニーが陰影ある目元を生み出します。
左上：コーラルレッド(偏光パール)
左下：ミルキーオレンジ(見た目はブラッドオレンジですが、実際に着けてみると限りなくシアーなミルキーオレンジ)
右上：オフホワイト(シルバーラメ)
右下：フューシャピンク()
真ん中：チャコールグレー
YSL Beauty Couture Palette Collector the Street & I Swaches
よく、グレーが捨て色とか、これがブラウンだったら、という意見を拝見しますが、たぬきちはこのパレット、捨て色なしだと思っています。
もともと自分がグレーが得意というのもありますが、それを差し置いても、これはグレーだからこそおしゃれでいいパレットだと思っています。
正直真ん中のグレーはNARSのサラムーンのデュオ 3905 Quai des burmesにパッと見似てますし(正確にはNARSのデュオには大粒のゴールドラメが入っていたり違うのですが)、
YSLにしか出せない色だよね感は少ないかもしれないですが、このグレーだからこそこのパレットは完成するんじゃないのってくらいたぬきちはいい色だと思っています。
まず、YSLのアイシャドウはとにかくシアー、透明感があります。パウダーなのにしっとりしていてぴったり密着するので粉質がいいのもありますが、とにかく透けるカラーが大得意だと思います。
今回のフューシャピンクやブラッドオレンジ、チャコールグレーにのようなビビッドだったり、一見マットなカラーでも不思議と透けるんですね。
水彩絵の具のよう。それでいて、色を重ねても濁らずに混ざっていく。
水彩絵の具を溶かしたピンクの水と、オレンジの水を混ぜても濁らずに澄んだままなのと似ています。
さすがにチャコールグレーは濁るでしょ？って思いますよね。
確かに、下にピンクを入れていてもグレーを重ねてしまうとピンクは負けてしまいます。
でも、このグレーをうすーくアイライン上にぼかすと、アイホールをピンクにしていても全然浮かなくて、馴染むんで、透け感のあるグレーが薄いヴェールをかけたように発色するんです。
考えてみればピンクとグレーの組み合わせのかわいさって鉄板じゃないですか。
ピンクとブラウンも可愛いですし好きですけど、ピンクとグレーの組み合わせのかわいさはもっと好きです。
しかもピンクがビビッドなフューシャピンクときたら、これはもうおしゃれになる予感しかないですよね。
最初、このパレット、オレンジとピンクメインで、かわいい春っぽい感じにはなるけど、デカ目効果とか皆無そうだなって思っていました。
実際、チャコールグレーがなかったらそうなります。でもこのチャコールグレーが救世主となり、シアーなグレーなので、ピンクやオレンジの可憐さを失うことなく誰にも食付かれないくらいごく自然にとけこんで陰影を作ってくれます。
BAさんがグレーに手をかけたとき、大丈夫かな？それで全部この可愛さ、可憐さが台無しにならない？って心の中でおびえたんですけど、目の際にブラシでうすーく少しずつ足していくのをみて
MAJIKA☆
って驚きました。こういうの隠し技っていうんじゃないの？っていうくらいパッと見グレー感はないのに、明らかにグレーを入れた方の目の陰影が違う！
実際、たぬきちの着画には目の際にこのグレーをうすーくいれていますが、言われないと(言われても)わからないくらいだと思います。
イブサンローラン アイパレット ストリート アンド アイ 着画
ベースに右上のハイライト、アイホールに左上コーラルレッド、二重幅にフューシャピンク、目の際にチャコールグレー
下まぶたの目尻にブラッドオレンジ
ベースに右上のハイライト、アイホールに左上コーラルレッド、二重幅より少し広めにオレンジ(目頭側)とフューシャピンク(目じり側)の縦割り、目の際にチャコールグレー
下まぶたにライン状にフューシャピンク
あーピンクとオレンジ最高に可愛い
くすまないクリアなオレンジ
たぬきちは実はオレンジが苦手です。めちゃめちゃくすむし顔色悪くなるので、あまり使わないのですが、このオレンジはくすまないです。
あんまりパーソナルカラーの話はしたくないのですが、プロ診断済みで夏です。
だからというわけではないのですが、オレンジはパステルっぽい淡ーいオレンジか、黄色の強くないクリアなものでないとくすみます。
オレンジのアイシャドウで他に使っていたといえば、同じYSLのピュアクロマッティックス #7 シェルですね。
どことなく、今回のパレットに出会ったとき、ピュアクロの#7に似てる・・・？って思っていました。
実際、粉質や、クリアで繊細な色だし、可憐に仕上がるところは共通している気がします。
ピンクやオレンジはピュアクロの方が淡くて全然違うのですが、ピュアクロのオレンジもとってもクリアで可愛らしい色だしで、
くすまずにつけれる唯一のオレンジでした。
廃盤ギリギリにストックを買って、2～3年前に開封したのですが、さすがに今は使用期限的に使えないので、色の比較用として眠っています。
今回のオレンジはとってもジューシーなブラッドオレンジですが、ブラッドレンジの果汁のような何度も言いますがクリアなオレンジです。
本当に貴重だし、最高！
オレンジ苦手な人でも使えるオレンジだと思います。ジューシーなクリアなオレンジなんですが、ミルキーさもあり、ミルキーなオレンジ大好き人間としてはめちゃめちゃ可愛くて悶絶ものです。
キラキラだけど洗練されたフューシャピンク
右下のフューシャピンク、フューシャピンク自体が下手したら子供っぽくなったり、バブリーになったりする難しい色ですがさすがYSL。
めちゃめちゃ洗練された都会の大人のピンクです。ラメごつもりなのに！！
下まぶたにがっつりラインのようにいれても、赤転びしたり、内出血に見えたり、みたいな悲劇には一切なりません。
ただただおしゃれなメイクしてる感がもりもりになります。メイク下手な私でもうまくなった錯覚するくらいです。
なんだか寒波が到来していてめちゃめちゃ寒いっていうのに目元だけ春が来ていてしっちゃかめっちゃかですけど、
逆に全身黒に身を包んで、このパレットでビビッドなかっこいいピンクオレンジにするのもモードでかっこいいし、
白いコートで耳あてでもこもこさせたりして、あわーくピンクメイクににても絶対かわいいと思うんですよね。
意外と今の時期から全然使えますし、このパレットを買って心までルンルンです。
