Dior サンク クルール 887 Thrill で大人のピンクメイクを頑張っている話
ピンク!ピンク!ピンク!!!!!かわいいがぎっしり詰まったピンクパレット
ここまでピンクの「かわいい」がぎっしり詰まったパレットってなかなかないですよね。
あまりに可愛さが詰まりすぎているので、たぬきちの年齢的に痛いかなーとちょっと悩みました。
正直YSLのストリート&アイパレットとフューシャピンクはかぶっているような気がするし、左下のブラウンもTOM FORDのゴールデンミンクの左下に似てるような気がするし、年齢的にピンクピンクし過ぎるのもな、というのも相まって買わなくてもいいかなーとさえ思っていました。
なので予約していたものの発売してもすぐには引き取りませんでした。
でも結局連休最終日にスノーボードを早上がりして、そそくさと引き取りに行っていました。おそるべしDior。
確かにTwitterのTLを見る限りとんでもなく可愛いピンクだし、みんな元々可愛いし、たぬきちが使ってもいいのか・・・?という気持ちはありましたが、そこはDiorなのできっとオシャレな仕上がりになるはずだ!!と信じて引き取ってきました。
(単純に可愛さに負けただけ)
予約は電話で、引き取りの時も閉店間際だったのでタッチアップせずに購入しました。
意外と大人っぽい、オシャレなピンクメイク
Dior サンククルール 887 Thrill(スリル)※限定
実際にまずパレットを開けて、ぎょへって変な声でるくらいに可愛い!!!!
しばらくあまりの可愛さに触れない・・・って眺めていましたが、意を決して腕にスウォッチしてみました。
同じDiorだとフューチャリズムほどはラメは大きくないですが、小さなラメがたっぷりチラチラ☆★
左上:少し青みのある桜色ピンク。多色ラメ
右上:パッと見オフホワイトに見えますが、塗ってみるとベビーピンクに発色。多色ラメ
真ん中:メタリックなフューシャピンクに青ラメがチラチラ
左下:トープベージュ。クールトーンでグレイッシュさのあるくすみ系カラーですが透明感のある不思議な色。多色ラメモリモリ
右下:少しマットなワインレッド。すこーしだけラメが入っています。
想像よりラメが小さかったものの、ワインレッド以外全てメタリック感のあるカラーなので、このくらいのラメのさじ加減がやり過ぎにならず可愛くまとまりますし、仕事に使ってもOKかなーという感じです。
実際に使ってみました。
メイクレシピ
①右上ベビーピンクをアイホール全体に。
②左上桜ピンクをクリースラインに。
③左下トープを二重幅に。
④右下ワインレッドをアイラインに重ねる。
⑤真ん中のフューシャピンクをブラシでふわっとアイホール全体に。
⑥下まぶたの目じりにフューシャピンク。
ピンクを重ねることで、全体的に青みの強い、ラベンダーっぽいニュアンスになりました。
特にトープに重ねるとくすみラベンダーに発色して最高に好きな色になりました。
目を閉じているとわかり辛いですが。
使ってみてわかったのは、Twitterで可愛い子の着画を見て、たぬきちは白いふわふわしたファーのさとみコートとか着れる年じゃないし、そういう最強に可愛い子しか似合わないんじゃないか、たぬきちにはまぶただけ可愛くなりすぎてしまうんじゃないかと怯えていましたが、取り越し苦労でした。
たぬきちが使ってみると、きちんと年相応に落ち着いた印象に仕上がりました。確かに色はビビッドで可愛いんですが、粉の質感が大変に上品なので、きちんと感は失われず、テクニックいらずで大人のピンクメイクが出来ました。
その辺は本当にさすがDiorだなーと思いました。
ピンク系にありがちなパール感が強くなく、白濁りしないこと、白系やベージュ系の色がないこと、メタリックだけれども透けカラーであるので、パールや白系による変に老けて見えることも、可愛くなりすぎることもなく、可愛い子が使えばとびきり可愛いさとみっぽいメイクが出来るし、例えば井川遙さんや石田ゆり子さんが使ったら大人のニュアンスピンクメイクになることが容易に想像できる汎用性の高いパレットだと思います。
心の底から買ってよかったと思いました。
このメイクに合わせて、ピンクモーブのセンタープレスパンツに、同じカラーのストールを首に巻き巻きしたら、こなれた都会OL風になれたと思っています。(当社比)
今回は5色全部使用しましたが、上まぶたにトープ、下まぶたにフューシャでもかわいいし、フューシャ一色だけのメイクもしてみたいです!!
この年になって、こんなにピンクまみれのメイクがさらっと出来るなんて思ってもみなかったので、めちゃくちゃおススメしたいのですが、限定であることが本当に悔やまれます。